1発くん | 株式会社ジニアスコーポレーション
製品案内
PRODUCT
1発くん

1発くんは、プラント練り生モルタルや左官練りモルタルを基材にした材料に、現場混入攪拌することにより超流動モルタルになります。セルフレベリング作業、又は床モルタル作業と同じ用途で使用できます。 軽量で作業性に優れ、しかも施工現場で投入し、混ぜて練るだけですので、工期の大幅な短縮が図れます。
1発くんの特徴
- 優れた水平性
セルフレベリング性が優れているので、熟練技術を要することなく水平精度の優れた床面が得られます。 - 材料管理が容易
1m3当たり、1発くんA剤1袋、B剤1本
厳しい品質管理のもとで生産された混和剤ですので、安定した品質の超流動モルタルが得られます。さらに必要な材料は、普通モルタル剤だけですので、施工現場サイドで管理が容易になります。 - 高い施工効率
施工箇所に流し込んでならすだけなので、施工効率が高く大面積の施工も容易です。そのためローコストで工期の短縮ができます。 - 幅広い用途率
普通モルタルまたは生モルタルを使用することにより、耐水性・耐衝撃性・圧縮強度などに優れています。従来のモルタルを使用することにより、定木ずり、木ゴテ押さえ、金ゴテ押さえも必要なく、優れた床面が得られます。さらに、10mm~30mmの幅広い施工が可能な為、現場のさまざまなニーズに対応できます。1m3あたりの
施工面積施工厚み(mm) 施工面積(m2) 10 100 15 75 30 37.5
1発くんの用途
- Pタイル、長尺シート、クッションフロア、木質系床材等の張り床の下地。
- 畳、カーペット等の敷き床の下地。
- 雨にたたかれたコンクリート床面の補修。
- その他、床の不陸修正。
- 適用下地はコンクリート、ALC、モルタル、木毛板等。
施工方法
事前に下地の調整、レベル出し、プライマーの塗布をすませ、ボリュームを決定してください。
- 下地調整
下地のレイタンスやほこり等は接着不良の原因となりますので、よく清掃してください。超流動モルタルが漏れるおそれのある箇所や著しい陥没箇所は、予めモルタルなどで埋めておきます。
- レベル出し
仕上面を表示するために壁際に墨出しをし、大部屋ではさらにあたりを設置してください。
- プライマーの塗布
下地は施工前日にアクリル系エマルジョンを2回塗布します。塗装面は極力歩行しないようにして下さい。塗布には刷毛やゴム製水引きをお使い下さい。●1回目…5~6倍希釈
●2回目…3倍希釈- ポンプ圧送
材料に先立ちセメントのノロを送リ込みバケツ等で受け施工面には流さないでください。 - 流し込みと定木、均し
隅から順に流し込み、トンポ等を使ってレベルに合わせて平滑に仕上げます。 - 養生
硬化するまでは窓際を締めて急激な乾燥を防いで下さい。硬化後はできるだけ乾燥条件をよくして下さい。 - 仕上げ
必要に応じてポリッシャー掛け、不陸調整を行ってください。
- ポンプ圧送
応用
- トランクルームなどに流し込む
- パイプスペースなどに流し込む
- 鉄骨階段に流しこむ
- 踊り場鉄骨の足元に無収縮材として流し込む
テーブルフロー値測定マニュアル
道具
①30cm×30cm角のガラス板、もしくはアクリル板
②同封したコーンパイプ(高さ51mm×内径50cm)
③メジャー
②同封したコーンパイプ(高さ51mm×内径50cm)
③メジャー
要領
- モルタルの数量を確認し、「一発くん」をスラリー状に高速攪拌機で練り上げてください。
- 「一発くん」をミキサー車に投入し、3分ほど攪拌してください。
- 軟らかさを確認して少量を取り出し、コーンパイプの上部いっぱいまで入れてゆっくり抜き上げてください。
- 材料の流れが止まってからメジャーで数値を計ってください。(最適値 200mm)
- 数値が200mmになるように水を投入してください。※テーブルフロー値を1センチ伸ばすには、1㎥当たり5リットルを投入してください。
- 規定の数量の水を投入し、攪拌してください。再度、テーブルフローを上記通りに行ってください。
- 数値が200mmになれば、施工面に流し込んで下さい。
注意書き
注文(モルタル)
セメント量 | 600kg | 重量のみで配合、練り上げて下さい。 |
砂 | 1200kg | 容量保障なしでお願いします。 |
水 | 340ℓ | 水量は表面水を計測し、水量を340ℓに合わせてください。 |
練り上げ | 1.0㎥ |
砂の種類等があります。
◆1本砂、配合砂の場合は、重量を指定通りに行って下さい。
◆2種類混合の場合は、砕砂70%、海砂もしくは川砂を30%でお願いします。
840㎏ 360㎏ 計 1200㎏
夏は3㎥積みでお願いします。1時間で打設出来る様にして下さい。
練り上がってから1時間以上たったモルタルに薬材を投入しても、流動性が出来ません。仮に8:30分着の場合、2台目は9:30着、3台目は10:30のように注文し、連絡を9:00・10:00と言うようにし、フレッシュなモルタルを注文して下さい。
・ミキサー車に、一発くんを投入し、3分ほど攪拌して下さい。テーブルフロー機で200mmに設定して下さい。
※フロー値を200mmに設定出来るまで水を加えて調整して下さい。
左官ミキサー練要領
- セメント25㎏、砂 ペール缶1.5缶約40㎏、水15ℓを1回練りとする。
- セメント25㎏、砂40㎏、「一発くん」 A剤125gを空練りして下さい。
- 水を15ℓ入れて継粉が出来ないようにしっかり練って下さい。
- 「一発くん」 B剤を80㏄加えて下さい。
- テーブルフローを200mmになる様に水を計りながら加えて下さい。
※モルタルのフロー値が200mmになるまで水を計って加えて下さい。その時の水量が基準になりますので大切です。